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Eclipse~Shoku~
2001年の受賞を契機に、舞台はダイレクトに世界へと。受賞作の国内外への巡回展。サンフランシスコでの二人展、広島県の公立美術館での三人展そして個展へ。 この時期、偶然にも美術館から展示の依頼が続き、一枚の作品で完結するのではなく美術館という巨大な空間をどう装飾するのかと試行錯誤していた。 大きな作品を描こうと表現のスケールにも決定的な爆発が起きる。それは、単に「布を染める」という行為から、空間をどう見せるのかと云うことへの拡張で あったように思う。 2001年の受賞は人生で初めて他者に認められた瞬間でもあった。それ故、受賞作を超える作品を制作しようと励んでいた。が、私のマインドは受賞作の模倣になり、そのベクトルは間違った方に向かっていた様に思う。それでも、染色をアートの分野に接続し油彩画や水彩画、彫刻など既存のアートを越えようともがき挑戦していたのは間違いない。 国際的な視座を獲得し、自らの芸術を世界という巨大な空間と対峙させた躍進の時代。
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